≡☆ 六義園・紅葉と大名庭園のライトアップ ☆≡
2018/11/27 & 2018/12/08

元禄15年(1702)、江戸幕府第五代将軍・徳川綱吉からこの地を与えられた柳沢吉保は、自ら設計&指揮した上で、7年もの歳月を掛けて大規模な回遊式築山泉水庭園を完成させたの。それが今回紹介する六義園で、現在は国の特別名勝に指定され、都内有数の紅葉の名所にもなっているの。今回はその紅葉に合わせて行われた園内のライトアップを紹介しますね。

特別名勝・六義園

パンフ(表) イラストマップ

現地にて頂いてきたパンフをアップしておきましたが、表示するには Acrobat Reader が必要なの。
インストールが未だの方は左記のサイトからダウンロード 〔 無償 〕 して下さいね。

それでは、早速、園内の散策に出発よ。ここでは撮りためてきたものをスライドに纏めてみたのでお楽しみ下さいね。尚、道順としては駒込駅側の染井門から入園して正門側へ周り、園内を時計方向に歩いています。時には行きつ戻りつしていますので景観が若干前後&重複する場合がありますが御容赦下さいね。尚、六義園の詳しい紹介は 六義園のお散歩 を御笑覧下さいね。CM でした。

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通常は正面入口からの入園が基本ですが、期間中は駒込駅寄りの染井門も特別に開門されていたの。その染井門から馬場跡とされる千里場を歩いて正面入口に向かい、改めて宜春亭入口・内庭大門・心泉亭へと彷徨い歩いてみたの。スライドにはありませんが、SC脇の小径や内庭大門をくぐり抜けた先には六義園に関するパネル解説があり、都立園芸高校のみなさんが育てた菊花展も行われ、同じくライトアップされていたの。
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パンフにもあるように、六義園の紅葉ライトアップで一番の見どころが大池(大泉水)に浮かぶ中の島の景観よね。暗闇の中で照明を受けて木々や置き石が水面に映り込む光景は、幻想的な雰囲気を醸し出していて、別世界の空間が目の前に繰り広げられるの。歩みを進めると雪吊りされた松の間からは対岸の吹上浜が見え、同じく雪吊りされた大きな松と吹上茶屋の明かりが素敵な景観を見せてくれたの。後半は、滝見茶屋と云うよりも、周辺の景観よ。
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滝見茶屋周辺をウロウロしたところで吹上浜にある吹上の松を間近に眺め、傍らの吹上茶屋で暫時の小休止。ところで、六義園での紅葉ライトアップのもう一つの見どころが水香江(すいこうのえ)のイルミネーションなの。現在は遺構を残すのみですが、造園当初は水香江と呼ばれる池があり、その時の様子を照明とミストで再現しているの。と云うことで、ライトアップの期間中にだけ出現する幻の水香江と云うわけ。
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こちらは山陰橋から藤波橋にかけての景観になるの。園内をひとめぐりしたところで出汐湊側にある休憩所兼売店に立ち寄り、六義園を後にしましたが、正面出入口を出ると、フレーベル館の えほんとおもちゃのお店 の素敵なクリスマス・イルミネーションに目が留まったの。六義園とは何の関連も無いのですが、すごく得した気分になったの。お出掛け時には六義園の紅葉ライトアップと併せてどうぞ。
















季節を変えながらも幾度か訪ねている六義園ですので、目にする景観はお馴染みのものなのですが、訪ねる度毎に異なる表情を見せてくれるの。都区内では有数の紅葉の名所としても知られることから、今回は紅葉のライトアップに合わせて訪ねてみましたが、照明を受けた紅葉のグラデーションもさることながら、中でも水面にその姿を映して浮かぶ中之島の景観は幻想的と云うよりも幽玄の世界なの。六義園を造園した柳沢吉保がこの景観を目にしたらどんな感想を持つかしらね。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥

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どこにもいけないわ