≡☆ 亀戸天神藤まつり ☆≡
2010/04/25 & 2010/04/30 & 2010/05/08

江東区亀戸にある亀戸天神は梅の名所として知られますが、藤もまた古くから知られた名所になっていたの。江戸時代の絵師・歌川広重も『名所江戸百景』の中で「亀戸天神境内」を描いているのですが、そこにも藤が描き込まれるなど、境内に咲く藤は「亀戸の藤」と呼ばれて多くの参詣客を集めていたみたいね。

藤まつり

藤 亀戸天神境内

その亀戸天神では藤の花が開花する4月下旬から5月上旬にかけて藤まつりが開催され、夜間にはライトアップも行われるの。一口に藤と云っても早咲きのものや遅咲きのものなど、種類も色々あり、開花時期が異なることからいつを以てベストとするかは難しいところね。かく云うξ^_^ξもライトアップを含めると都合3回にわたり、訪ねているの。どうせなら−と云うことで、その3回分をアップしてみますが、開花時期は気象条件に依存するので年毎に微妙に異なるの。ここではあくまでも目安程度にして頂き、追体験される場合には、最新の開花情報を御確認の上でお出掛け下さいね。

ここでは撮りためてきたものをスライドに纏めてみましたので御笑覧下さいね。尚、 亀戸天神界隈のお散歩 では、境内に建つ石碑などを含めて、亀戸天神のことを詳しく御案内していますので、宜しければお立ち寄り下さいね。CM でした(笑)。

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訪ねたのは 2010.04.25 のことでしたが、例年の見頃は4月末から5月初めに掛けてと聞いていたので、少し早過ぎるかしら?と思ったのですが、実際に出掛けてみると、そうでもなかったの。同じ藤でも異なる種類のものが植えられているようで、早咲きのものもあれば遅咲きのものもあり、一週間から10日間位は見頃が続くようよ。連休前なので人出は思っていたよりは少なく見受けられたので、お薦めかも知れないわね。
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連休の終わった 2010.05.08 に訪ねてみたのですが、参道は藤の花を見ようと訪ね来た人、人、人の波で大渋滞。藤の花の見頃もピークを迎えていて、みなさん、見頃となる時期を良く御存知のようね。多くの花が咲いたことから境内には藤の花の甘い香りも漂っていたの。
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少し戻って 2010.04.30 にライトアップされた藤を見に出掛けてみたの。境内には人影も少なくて、日中の喧騒が嘘のようね。照明に照らし出された藤を間近に見るのも良いのですが、ξ^_^ξとしては太鼓橋の上から眺め見た藤の景観が印象的でした。
















江戸時代から藤の名所として知られた亀戸天神の藤ですが、現在は15棚100株あると云う境内の藤も、実は戦後に植え直されたもので、悲しいことに戦前からの藤は戦災で全て焼失してしまったの。亀戸天神の近くに軍需工場があり、爆撃で辺り一面焼け野原にされてしまったのだとか。各地にある藤の名所では樹齢数百年の大藤云々と喧伝されますが、そんな理由から、亀戸天神には訪ね来る人を圧倒するような大藤はありませんが、それでもこの景観よ。そこには亀戸天神の神職の方をはじめ、藤の名所を再びこの地に甦らせるべく奮闘してきた地元の方々の努力と丹精があればこそね。藤もまた繊細な生き物ですが、どうか来年もξ^_^ξ達の目を楽しませてくれるようにと願わずにはいられないわね。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥
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どこにもいけないわ