≡☆ 湯河原梅林・梅の宴 ☆≡
2018/03/04

かなり前のことになりますが、源頼朝にゆかりある旧蹟を辿りながら、さつきの郷から南郷山と幕山を経て宮ノ入橋まで歩いたことがあり、その時に幕山の裾野を覆い尽くすかのようにして広がる梅林の中を通ったの。梅の木の数の多さに、梅の花が咲き乱れる頃に是非訪ね来てみたいものね−と思いつつ、徒に年月が流れていたのですが、ようやく開花時期に合わせて訪ねることが出来たので紹介しますね。

湯河原梅林

梅の宴パンフ(表) 梅林散策マップ 湯河原梅林は幕山( 標高625m )の南側の山裾に広がる梅林で、紅梅・白梅合わせて30種類程が植えられているの。梅の木の数にしても、何と4,000本はあると云うのですから半端じゃないわね。なので、名の知れた偕楽園(茨城県水戸市)や熱海梅園(静岡県熱海市)が梅園を称しているのに対して、こちらは梅林なの。

これは実際に体験して頂かないことには伝えきれませんが、山裾と云うことで梅林の多くが傾斜地になっていて、辺りには大きな岩がゴロゴロしていたりするの。それがダイナミックな景観を生み、梅の花と見事なマッチングを見せてくれるの。確かに梅林の中に幕山山頂への登山道があるなど、かなりハードな部分もあるのですが、結構楽しめるわよ。但し、足許だけは固めた上で散策して下さいね。イベント情報やアクセスなど、湯河原梅林の詳しいことは web湯河原 を御参照の上でお出掛け下さいね。尚、参考までに、訪ねたときに頂いてきたパンフレットを載せておきますね。

表示するには AcrobatReader が必要なの。
インストールが未だの方は左記のサイトからダウンロード〔 無償 〕して下さいね。

残念ながら梅の香まではお伝えすることが出来ませんが、撮りためてきたものをエリア別に分けてスライドに纏めてみましたので、御覧になりたい方はそれぞれの画像をクリックしてみて下さいね、別窓を開きます。それでは、御一緒に。

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梅林のある幕山公園へは湯河原駅前からのシャトルバス( ¥260 )に乗車。一般車両と違い、一番奥まで連れていってくれるので楽チンよ。それはさておき、入園受付を済ませて歩き始めると直ぐに幕山の裾野に広がる梅林が見えてくるの。梅林の入口まではもう少し歩かなければならないのですが、道の傍らにも梅が咲き、視線の先には梅林の全景が広がるの。先ずは、その梅林入口までの道すがらの景観よ。
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梅林の中央部分のエリアでの景観よ。梅林内には幕山山頂へ至るハイキングルートも通じていて、観梅を兼ねたハイカーの方々の姿も多く見掛けたの。
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同じく中央エリアでの景観ですが、少し標高をあげたところになるの。紅梅と白梅が混在して咲き、椿などの植栽も加わり、この時期としては色彩の変化に富んだ景観が広がるの。
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中央エリアからハイキングコースを辿りながら梅林の最高地点へと登ってみたの。最高地点からは椙山を背後に控えて梅林が一望出来、お薦めのビューポイントよ。幕岩ではクライマー達が絶壁と格闘中で、もう一つのビュー・ポイントになっているの。断崖絶壁の上から俯瞰する梅林の光景はどんなかしらね。

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梅林最高地点で一休みしたところで、折り返し、梅林入口まで下りて来たの。その途中での景観ですが、登り道と同じ道を下っていますので、一部に既に紹介したような景観も写りますが御容赦下さいね。
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梅林入口から今度は西側の斜面に足を向けてみたの。こちらは更に野趣あふれる梅林になっていて、岩を避けながら道なき道を行くあたり、オマケに危うく斜面を滑りそうになるなど、スリリングな観梅が出来て面白かったわよ。勿論、無理をせずに歩き慣らされた道を辿ることも出来るようにはなってはいるのですが。
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梅林の西側最奥部には小さな池が造られていたの。幕山を背後にして池畔の紅梅白梅が池面に映り込み、素敵な景観を見せてくれたの。梅林に訪ね来たときには忘れてはならないビュー・ポイントね。池を最後に梅林のお散歩も終了、中央の梅林入口まで戻ってきたの。最後にその道すがらの景観を紹介しておきますね。
















以前訪ねた(通り抜けた?)ときにはすっかり緑に覆われていた梅林ですが、改めて花の季節に訪ねて梅林の中に分け入ってみると、山の斜面と云う地勢に加え、岩がゴロゴロする、一見すると梅園としては不向きな環境ながら、それを逆手にしたような感があり、景観としては面白みのある観梅が出来たの。白梅紅梅の植栽の組み合わせも素敵で、湯河原梅林は、ちょっと他では味わえないような、ダイナミックでスケール感のある観梅が楽しめる、ξ^_^ξ一押しのお薦めスポットよ。季を捉えて是非一度お出掛けになってみて下さいね。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥

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どこにもいけないわ