≡☆ 与野公園のバラ ☆≡
2016/05/15

さいたま市にある与野公園のバラ園ではバラの開花時期に合わせて「ばらまつり」が開催されると知り、お出掛けプランを立てたのですが、今年(2016)は暖かな日が続き、季節が少しばかり早めに推移していたの。そこで、「ばらまつり」の開催の一週間前を狙い出掛けてみたの。いざ目にしてみれば園内のバラは皆満開で、まさに見頃を迎えていたの。

バラ園

バラ園 今回訪ねた与野公園は明治6年(1873)の公園制度発足に伴い、埼玉県下3番目の公園として明治10年(1877)に開設された由緒正しき(笑)公園なの。因みに、1、2番目に開設された公園はどこかと云うと、さいたま市浦和区の調公園(旧・浦和偕楽園)と行田市の水城公園(旧・成田公園)になるの。その与野公園内に時を経た昭和52年(1977)にバラ園がつくられ、現在では55,000m²の敷地に、約170種3,000株ものバラが植栽されているのですが、バラは旧・与野市のときから「市民の花」として親しまれ、浦和市・大宮市と合併してさいたま市となった現在でもさいたま市中央区の「区の花」になっているの。このさいたま市中央区と云うのが、旧・与野市に相当するエリアになるのですが、与野市ではバラが「市の花」ではなくて「市民の花」とされていたのが味噌醤油味ね。と云うのも、「市の花」はバラとは別に、サクラが選ばれていたの。

そんな背景があってのことかも知れないわね、園内の一角には平成9年(1997)に与野市で開催された第6回ばら制定都市会議(通称・バラサミット)の参加自治体のバラを記念植樹したコーナーもあるのですが、旧・与野市としての記念植樹のバラがないの〔 平成28年(2016)現在 〕。それとも、単にξ^_^ξが見つけられなかっただけのことかしら?バラサミットはバラを「市町村の花」としている、あるいはそれに準ずる扱いをしている自治体同士がその交流を通してバラの普及に努め、ひいては花と緑にあふれる、潤いのあるまちづくりに資することを目的に毎年開催されているのだとか。素敵なことよね。遙か上空の雲の上でξ^_^ξ達の与り知らない議題を云々する何とかサミットに較べたら余程有意義に思えるわ。この際だから是非、さいたま市にも参画して頂き、3,000株と云わず、10,000株、否、福山市にも負けることなく1,000,000株のバラを咲かせて欲しいものね。

お待たせしました、早速、園内に咲いていたバラを紹介していきますね。参考までに作出年度や作出者の名なども掲載しておきましたが、園内に掲示されていた内容と異なるものもありますので、あくまでも参考に留め置き下さいね。併せて植えられているバラのエピーソードなども紹介していますので、宜しければ青字で示したバラの名をクリックしてみて下さいね。

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最初に、園内の景観を纏めて紹介しますが、バラ園の中央には「翔」と題されたブロンズ像があり、台座には旧・与野市の 市民憲章 が刻まれていたの。バラ園を概観したところで北側から順に歩いてみることにしましたが、決まった順路があるわけでも無いので成り行き任せですが、咲いていたバラをエリア毎に纏めてみました。参考にして下さいね。
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引き続き、園内に咲くバラを紹介していきますね。
ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ  芳純  聖火
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引き続き、園内に咲くバラを紹介していきますね。
アンネの思い出  浦和レッドダイヤモンズ
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園内の一角には平成9年(1997)に旧・与野市で行われた第6回バラサミット参加自治体のバラが記念植樹されていましたので、その一部を紹介しますね。最後は園の西側に続くツルバラを中心に観て廻ったの。
ピース


CoffeeBreak バラの花と云えば鮮やかな色彩と高貴な香りが思い浮かびますが、一口にバラと云っても現在ではその種類は何と20,000種にも及ぶと云われているの。バラの元々の野生種は200種程だそうですが、その中でも僅かに10種類ほどから様々な交配を経て現代のバラが作られているの。バラと聞くとイギリスやフランスなど、ヨーロッパ原産の印象を受けてしまいますが、実は元になった10種類は幾れもアジア産で、ヨーロッパ産は一種類もないの。

更に、その10種類の内の3種が日本の野生種だと云うのですから驚きよね。その3種と云うのがノイバラ(野茨)、テリハノイバラ(照葉野茨)、ハマナス(浜茄子)になるの。因みに、ハマナスは梨に似た形の実を付けることから最初はハマナシ(浜梨)と呼ばれていたものが、訛ってハマナスに転化したのだそうよ。その前に、ξ^_^ξはハマナスがバラだとは知らずにいたの。このたわけ者めが、喝〜〜〜ッ。(^^;

ノイバラ(野茨)は日本各地に自生する野生バラの一つで、ヨーロッパに伝えられ、バラの花に房咲きの形質をもたらしたとされているの。そのノイバラですが、『万葉集』には「茨(うまら)」の名で登場するの。「うまら」は「うばら」の東(あずま)ことばで、うばら・いばら・ばらの語源になったと云うわけ。お話しの序でに、その茨(うまら)が詠み込まれている歌(『万葉集』巻20 #4352 丈部鳥はせつかべのとり )を紹介しておきますね。尚、意訳は独断と偏見を元に脚色していますので、余り深く追究しないで下さいね。

美知乃倍乃 宇萬良能宇禮尓 波保麻米乃 可良麻流伎美乎 波可禮加由加牟
道の辺の 茨の末に 延ほ豆の からまる君を 別れか行かむ
みちのへの うまらのうれに はほまめの からまるきみを はかれかゆかむ

〔 意訳 〕道端に咲くうまら(ノイバラ)の枝に絡みつくツルマメのように、この私にすがりつき引き留めるあなたを残して私は一人別れゆかなくてはならないけれど、防人の役務を終えて再びふる里のこの地に戻って来られるのは三年も先のこと。愛しいひとよ、それまであなたはこの私を待っていてくれるだろうか。

















与野公園のバラ園は、こんなにも多くのバラが見事に咲き誇るバラ園であるにも関わらず、観覧は無料なの。訪ねたとき(2016)はバラの開花時期と「ばらまつり」の開催日がずれてしまい、イベントを楽しむことなく終えていますが、こればかりはその年の気象条件に左右されてしまうので仕方のないことね。But イベントは無くても、今を限りにと咲き競う花々を観ていると、まさにカーニバル会場の真っ只中にいる気分。目にした花の一つ一つには作出者の思いが込められていて、秘められた物語が語り継がれていたりするの。その物語に耳を傾けるとき、花々はより一層輝きを増してあなたを迎えてくれるハズよ。あなたも是非一度、季を捉えてお出掛けになってみて下さいね。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥‥

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