以前 慈光寺 を訪ねた際に、町には「ときがわ花菖蒲園」があることを知り、気にはなっていたの。出掛けるにしても、出来ることなら菖蒲まつりが開催される日がいいわね−と機を窺っていたのですが、今回、一年越しでようやく念願が叶ったと云うわけ。
この「ときがわ花菖蒲園」ですが、ときがわ町の手に依り管理&運営されているものかと思いきや、実は「花菖蒲を育てる会」の方々が休耕田を利用してボランティアで植栽&育成しているの。その活動は遡ること14年前の平成13年(2001)に始まり、現在では約8,500²の水田に8,200株もの花菖蒲が植栽されているの。園内に立てられていた案内板には【花菖蒲株の成長】として、1年目に植え付けされたものが2年目に成長期を迎え、3年目にしてようやく最盛期を迎えることが記されていましたが、匂うが如く今さかりなり−の花菖蒲には2年もの開花準備期間が必要なわけで、見事な花を毎年咲かせるものとばかりに思っていたξ^_^ξには殆どカルチャーショックの世界。
後程、園内の景観を御案内しますが、最初に目にした木道入口付近の田に咲く花菖蒲は閑散としていてさみしい印象だったの。折角、楽しみにして出掛けて来たのに残念ね−とその時は思ったのですが、2年目にして未だ成長期にある株だったわけ。園内全域で一斉に最盛期を迎えてしまっては菖蒲園も3年毎の開園にせざるを得なくなり、それでは困るわよね。と云うことで、「育てる会」では田毎に植え付け時期を変えて育成しているの。それならいつ来ても園内のどこかで最盛期を迎えた花菖蒲を観ることが出来るわね。と云うわけで、今回は園の南側で咲く菖蒲が最盛期を迎えていたの。
入園料は無料ですが、「花菖蒲を育てる会」の方々の労苦があればこその花菖蒲。
ξ^_^ξが云うのもおかしいけど、是非、賛助金の御協力をお願いしますね。
替わって年長組以上のメンバーでの打奏へと移りましたが、バチ捌きも一糸乱れず、和太鼓を打ちながら舞を舞う、まさに演舞の世界で、素敵なものを聞かせて、否、見せて頂いたの。ところで、玉川陣屋太鼓の玉川ですが、旧・玉川村に由来するようね。ときがわ町は平成18年(2006)にその玉川村と都幾川村が合併して新たに出来た町なの。詳しいことはξ^_^ξには分かりませんが、玉川陣屋太鼓は合併以前から活動していたのでしょうね、きっと。それに、この菖蒲園も合併以前は玉川菖蒲園と称していたみたいよ。近くにあるときがわ町の本庁舎にしても元々は玉川村のもので、せせらぎバスセンターの隣にある第二庁舎が都幾川村の村役場だったようね。
地元ときがわ町のボランティア・グループ「花菖蒲を育てる会」の方々が丹精を込めて育成した花菖蒲が、初夏のつかの間、都幾川の畔を色艶やかに彩るの。清流と豊かな緑に囲まれた自然環境の手助けもあり、初夏の陽射しを浴びながら花々も一層の輝きを増していたの。残念ながら、一年の内、限られた期間しか目にすることが出来ない花菖蒲ですが、是非、みなさんも季節を捉えてお出掛けになってみて下さいね。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥
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