≡☆ 権現堂桜堤の水仙 ☆≡
2017/01/29

桜の開花時期になると、地元だけでなく、関東近県からも多くのお花見客を迎えて賑わいを見せる権現堂桜堤ですが、花の少ない冬の最中(さなか)でも、水仙が白く可憐な花を咲かせて桜堤に彩りを添えてくれるの。

第8回(2017)幸手水仙まつり

スイセン

県営権現堂公園の中心となるのが桜堤ですが、堰堤の斜面を利用して、桜堤保存会の方々のボランティア活動や市民などの協力に依り、紫陽花や曼珠沙華などの花卉が植栽されているの。今回紹介する水仙もまたその中の一つで、平成17年(2005)に植え付けが始まり、現在では植付面積も 2,000m² 程になり、60万本もの水仙が咲き競うまでになっているの。ξ^_^ξは訪ねてみて初めて知ったのですが、普通は水仙と聞けばニホンスイセンのみの群生を思い浮かべてしまいますが、桜堤では八重咲きのヤエスイセンも数多く咲いていたの。他にも余所では見掛けない白水仙(ペーパーホワイト?)も植えられていて、残念ながら柵の中には立入禁止とありましたので接近遭遇出来ずに終えていますが、黄水仙も数株見つけたの。ひとところで、それぞれの水仙の異なる表情を楽しみながらの観賞が出来るのはうれしいことね。気になる水仙の開花情報は 県営権現堂公園 を御参照下さいね。

それでは、早速、水仙めぐりに出掛けましょうね。ここでは、撮りためてきたものを短くスライド風に纏めてみましたので、御覧になりたい方は、それぞれの画像をクリックしてみて下さいね、別窓( or 別タブ )を開きます。これは CM ですが、幸手市内の歴史散策に興味のある方は 幸手市のお散歩 を御笑覧下さいね。勿論、権現堂堤のことについても詳しくレポートしていますのでお楽しみ下さいね。

scene-01.mp4 scene-02.mp4 scene-03.mp4 scene-04.mp4 scene-01
Time 00:02:13
scene-02
Time 00:02:58
scene-03
Time 00:03:05
scene-04
Time 00:02:52

scene-01
利用した路線バスのBSが桜堤の東端にあることから東側から歩き始めましたが、南側斜面には新たに増床された水仙畑が。間近に観ようと清保堂に続く坂道を下っていると、途中で八重咲きの水仙を見掛けたの。そのときはそれで終えていたのですが、帰り際に改めて清保堂に下りてみると、傍らの竹林の中に八重水仙が沢山咲いているに気付いたの。ニホンスイセンも数株混じっていましたが、八重水仙に負けじ−とばかりに見事な咲きようなの。群生自体は大群落と云うわけでも無いのですが、密集度が凄いの。お出掛けの際には忘れずにね。必見よ。
scene-02
堰堤斜面の多くを曼珠沙華が覆いますが、斜面側に設けられた観賞路に沿うようにして水仙が植栽されているの。紹介しましたように、八重水仙の他にも白水仙などの変わり種を見つけたの。八重水仙は割と多く植えられているけど、白水仙は控えめよ。お出掛けの際には、探しながら歩いてみて下さいね。
scene-03
その年の気温の寒暖などにより水仙の開花時期は前後しますが、権現堂桜堤では例年1月上旬から2月上旬にかけて水仙まつりが開催されるの。と云っても、特段のイベントがある訳でも、露店が出るわけでもないので、控えめなおまつりですが、桜堤の中程にあるお休処「峠の茶屋」では手作りのパンや飲み物の販売もしているので、お腹が空いてしまったときにはお立ち寄り下さいね。屋外にテーブルと椅子が設けられているので、愛犬を連れていてもOKなのはうれしいわね。それはさておき、こちらのスライドは絵的には一番権現堂桜堤らしい水仙の景観になるの。
scene-04
当初は曇りがちの空模様でしたが、水仙めぐりをしている内に陽射しが少し戻ってきたの。そこで今度は桜堤の西側入口から改めて歩いてみたの。温かな陽射しを浴びて微笑む姿は皆から「ねえねえ、わたし綺麗?」と訊かれているようで(笑)。
















以前一度、権現堂桜堤の水仙まつりに出掛けようとしたことがあるの。ですが、そのときは直前になって雪が降り、折角の水仙が雪の重みで倒されてしまい、諦めた経緯があるの。桜堤保存会や関係者の方々の日頃の丹精を思うと、自然の営みが小憎らしくなったりもしますが、再び季節がめぐり来れば、改めて可憐な姿を目にすることが出来るの。それもまた自然の営みね。寒い冬の最中(さなか)にあって、凜とした立ち姿で咲く水仙ですが、厳しい自然の前では時には儚げでもあるの。桜堤に桜のトンネルが出来るのは未だ未だ先のことですが、その前に、温かな陽射しを求めて可憐に咲く水仙を、あなたも一度、観に出掛けてみませんか。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥

御感想や記載内容の誤りなど、お気付きの点がありましたら
webmaster@myluxurynight.com まで御連絡下さいね。






どこにもいけないわ