指扇・歴史街道のお散歩で、指扇を訪ねた際に指扇氷川神社のことを知ったのですが、神社そのものよりも(笑)境内に咲く紫陽花の方が見応えあり−と聞いていたの。訪ねるのなら是非紫陽花の開花時期に−と地元の方に勧められ、季節の到来を待って訪ねてみましたので紹介しますね。
その後、いつの頃からか社家が絶えたことから延暦15年(796)に神宮司がつくられたものの、弘仁14年(823)に焼失。時を経た仁和元年(885)、改めて神宮寺として再建され、当社の別当を務めたとされているの。神宮寺のその後は既述の通りですが、江戸期に記されたとされる証文「献上指出社地山林境内山林畠之事」(当社蔵)に依ると、当社の創建は大宮氷川神社と同時期で、神宮寺の開基もまた当社の創建と同時期のこととされ、境内には延文6年(1361)の銘を刻む石塔が残されていた−との記述もあり、だとすると、既に室町期には当社、神宮寺共に存在していたことになるの。「明細帳」の記述内容と矛盾する部分もあるのですが、両者共に確たる傍証があってのお話しではないので、やはり今となっては委細不明−と云うのが正直なところのようね。
〔 参考文献 〕:埼玉県神社庁刊 埼玉県神社庁神社調査団編 埼玉の神社
因みに、御本家となる大宮氷川神社の創建は第5代孝昭天皇3年(BC477)のこととされ、景行天皇(71-130)の代に日本武尊が東征の折りに立ち寄り、東夷鎮圧の祈願をしたとされているの。その大宮氷川神社のことが気になる方は 大宮氷川神社 を御笑覧下さいね。CM でした(笑)。
指扇氷川神社の略史を御案内したところで、早速、境内に咲いていた紫陽花を紹介していきますね。併せて、案内板の説明書きも転載しておきましたが、読むと知らずにいたことばかりで、まさに「目から鱗」の世界なの。御覧になるには 青字 のリンクをクリックしてみて下さいね。
以前、指扇を訪ねた際に地元の方に勧められたのが今回紹介した指扇氷川神社の紫陽花なの。神社の佇まいこそ村の鎮守さまの趣きですが、広い境内に咲く紫陽花は種類が多くて、まさに見本市会場の様相なの。ξ^_^ξはツルアジサイがあることを初めて知りましたが、珍種中の珍種よね。この鎮守アイサイ園は「氷川の森・花の友」を中心とした方々のボランティア活動に支えられているの。日頃の丹精があればこその紫陽花ですが、愛情たっぷりに育て上げられた紫陽花ですので、あなたが訪ねるときには満面の笑みで迎えてくれるハズよ。是非一度お出掛け下さいね。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥
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