≡☆ 吹上しょうぶ公園 ☆≡
2017.06.11

丘陵地に囲まれるようにしてある吹上しょうぶ公園には、谷奥(やつおく)に向かい、しょうぶ田が広がっているの。公園面積2.1haの殆どをしょうぶ田が占めていて、現在では216種、約100,000本ものハナショウブが植えられているのだとか。その吹上しょうぶ公園を、梅雨時の晴れ間を見つけて訪ねてみましたので紹介しますね。

吹上花しょうぶまつり

ハナショウブ 〔 花しょうぶとその園芸文化 〕  花しようぶの原種のノハナショウブは、北海道・本州咽国・九州・朝鮮半島・中国東北部・シベリア東部に分布するアヤメ科・アヤメ属の植物です。花しようぶはいつ頃から栽培される様になったのか、はっきりした事は分かりませんが、最初に文献に登場するのは、平安時代後期から鎌倉時代初期に在世した大僧正慈円の歌を後に纏めた『拾玉集』と云う和歌集の中に「野沢潟 雨やゝはれて 露おもみ 軒によそなる はなあやめかな」と云う歌です。「はなあやめ」と云う言葉は花しょうぶの古語です。歴史上に花しょうぶが初めて登場する歌としてとても重要です。しかし、この歌に詠まれている「はなあやめ」が本当に花しょうぶのことであるかどうかは疑問です。花しょうぶが園芸品種として楽しまれた記録として、延宝9年(1681)に水野元勝の著したわが国最初の園芸書『花壇綱目』に花しょうぶが記載されています。

元禄8年(1695)には上駒込染井村の植木屋・伊藤伊兵衛三之丞の著した『花壇地錦抄』に8品種、次いで宝永7年(1710)三之丞の息子・政武が著した『増補地錦抄』に32品種もの花しょうぶが記載されるようになります。現在見る花しょうぶは日本の山野に自生するノハナショウブを元に、江戸時代中期以降に積極的な改良が行われ、発達を遂げた伝統園芸植物です。日本人の美意識がそのまま花に表れていると云う点で、数ある園芸植物の中でも稀有な花であり、現存する品種数は2,000種を超えます(日本花菖蒲協会の花菖総目録25年版登録数は5,444品種)。欧米ではジャバ二ーズアイリスと呼ばれています。世界に200〜300種あると云われているアイリス属植物は、世界的には「アイリス」と呼ばれ、わが国では「あやめ科・あやめ属」と云われています。吹上しょうぶ公園

撮りためてきたものをスライドに纏めてみましたので御笑覧下さいね。尚、開催期間などの詳しい情報は 吹上花しょうぶまつり を御参照下さいね。因みに、東青梅駅からのアクセスですが、徒歩約15分と案内されていましたが、ξ^_^ξのノンビリとした足取りでも10分程の所要時間でした。JR河辺駅から路線バスの便もあるのですが、運行本数が多いわけではないので、時間的には東青梅駅で下車して歩いてしまった方が早そうよ。

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吹上しょうぶ公園は、緑に覆われた丘陵地が間近に迫ることから、どこかの里山にでも訪ね来たような印象を受けるの。谷奥に向かって種類別に区画されたしょうぶ田は棚田にも似て、地方の山里にでもいるような錯覚を覚えてしまいますが、ここもまた東京都なのね。公園面積の殆どをしょうぶ田が占め、200種を超えるハナショウブが100,000本も植えられていると云うのは、しょうぶ公園の名に恥じない陣容ね。しょうぶまつりと云っても露店が出るわけでもありませんし、特段のイベントが開催されるわけでもないのですが、他では味わえない里山の風情を楽しみながら、時間を掛けて、のんびりとハナショウブを観賞してみてはいかがかしら。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥

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