≡☆ 古河桃まつり ☆≡
2024/03/30

茨城県古河市にある古河公方公園には6種類1,700本程の花桃が植えられて、開花時期には桃まつりも開催されるの。ようこそ日本一の花桃の里へ−のコピーに誘われて出掛けてみたので紹介しますね。

古河公方公園( 古河総合公園 )

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お花見と云うと、梅や桜を最初に思い浮かべてしまいますが、ここ古河では花桃が広く知られているの。江戸時代の初めに当地を治めていた古河藩主・土井利勝が江戸在住の家臣達の子どもに桃の種を集めさせ、それを古河に送り農民に育てさせたのが始まりで、平地が多く山林が少ないことから燃料となる薪に不自由し、そのために成長の早い桃の木が選ばれのだとか。実がなれば食べることも出来るし、実を売って外貨(笑)を得ることも出来たはずで、一挙両得よね。時代の流れの中で桃の栽培も廃れてしまいましたが、昭和50年(1975)にこの古河公方公園が整備されたのを機に、花桃を植えて江戸時代を偲ばせる景観を復活させたのだそうよ。But 実用的な桃ではなくて専ら観賞用の花桃が植えられているところが味噌醤油味ね。当時とは比べものにならないほど艶やかな桃林になっている。§^。^§



























花桃 桃林には矢口を始め、寿星桃・源平・菊桃・寒白の6種類の花桃が植えられているのですが、それこそ桃色の八重咲きの花をつける矢口が全体の9割程を占め、桃林を華やかなものにしているの。不思議なのは一本の木に紅白の花を咲かせるキメラ状態の源平で、寒暖差などの気候条件で紅白の割合が変わるのだとか。白い花びらに紅色を帯びた絞り花もあり、可愛らしい花を咲かせる花桃ね。話は変わりますが、古来、桃の実には邪気を払う霊力が宿ると信じられていたの。邪気とは云わないまでも、こうして桃の花に囲まれていると、心も穏やかで、それでいて少しリッチな気分にも浸れるの。梅や桜とはちょっと違う花桃の魅力かも知れないわね。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥

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どこにもいけないわ