江東区亀戸にある都立亀戸公園では「 区の花 」に指定されるサザンカが数多く植えられていて、花色の少ない冬の季節にあって色鮮やかな花を咲かせ、訪れる人の目を楽しませてくれるの。お正月の松飾りもとれない新春の一日、園内をひとめぐりしてみましたので紹介しますね。
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サザンカ Camellia sasanqua ( ツバキ科 )花の少ない晩秋から初冬にかけての庭先を彩るサザンカは、日本の西南暖地に分布する白花の自生サザンカから生じた日本特産の花木です。サザンカの栽培の歴史は古く、元禄時代には、九州や四国の野生地域を中心に生じたサザンカの変わりものが江戸に集められ、そこで新たな品種が育成されました。これが「 江戸サザンカ 」と呼ばれているものです。一方、九州地方を中心に栽培されたものは「 肥後サザンカ 」と呼ばれています。現存する園芸品種は、江戸時代から引き継がれている古典的名花から、最近の新花まで含めると、約300種類もあると云われていますが、このように多数の変異に富んだ品種が成立したのは、サザンカとヤブツバキとが自然交雑を繰り返した結果、花色の変異が拡大したためと考えられています。自生サザンカの花は白色小輪一重咲ですが、園芸品種には桃・紅・しぼり・覆輪・大輪・広弁・重弁などがあり、花色・花形ともに富んでいます。一般にサザンカとして扱われている多数の品種は、開花期や花・葉の形態などから右の表( 省略す )のように4群( サザンカ群・カンツバキ群・ハルサザンカ群・ユチャ( タゴトノツキ群 ) )に分類されます。東京都
案内板にはツバキとサザンカの見分け方も記されていましたが、素人でも判別しやすいのが花の落ち方で、ツバキは雄しべや花弁の下部が合着して筒となっているために纏まって落ちるのに対して、サザンカは軽く合着するだけなので花弁はバラバラに散るのだそうよ。But これだけだと花が散っていないことには区別ができないわね。他にも幾つか違いがあるので、お出掛けの際に現地案内板にて御確認下さいね。(^^;
最初は何故亀戸公園にサザンカが沢山植えられているのか不思議に思っていたのですが、江東区の「 区の花 」にサザンカが指定されていると知り、合点&納得したの。植えられている種類こそ左程多くはないのですが、それでも冬空の許、新春を祝うがごとく、紅色の花が咲き乱れ、園内に彩りを添えてくれるの。But 赤やピンク色の花を咲かせるサザンカは皆園芸品種で、原種となるサザンカは白花だと云うのはちょっと意外ね。ξ^_^ξ的には名前を含めて、白花ではあるけれど外側の花弁がうっすらと紅色をした「 想夫恋 」が好みだけど。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥
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