≡☆ 神代植物公園の「 さくらそう展 」 ☆≡
2025/04/12

調布市にある神代植物公園で日本植物園協会が ナショナルコレクション に認定した品種をメインに「 さくらそう展 」が開かれると知り出掛けてみたの。

神代植物公園特設会場

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会場には大きな陳列台の他に「 桜草花壇 」が設置されていたの。
傍らに立てられていた説明板の案内を引いておきますね。

〔 桜草花壇 〕咲いた桜草を彩りよく陳列する鑑賞法は、江戸末期の天保の頃に始まりました。不出来なときでも美しく見えるのは不思議で、昔の人もそれに気がついていたのでしょう。この花壇は明治10年代に出来たと考えられ、100年以上も伝えられ、現在「 さくらそう会 」が保有しています。






サクラソウ 神代植物公園では約300品種ほどのサクラソウが保存・育成されていて、現存する品種のほぼ全てが網羅されているのだとか。嘗ては荒川流域のあちらこちらに自生していたと云うサクラソウ。江戸時代にはその姿形に魅せられた愛好家らに依り数多くの園芸品種が生み出されたの。会場には「 さくらそう会 」の名がありましたが、同会はサクラソウの愛好家有志で構成され、昭和27年(1952)に発足して以来、継続して品種の保存と育成技術の継承に取り組まれてきたの。今では野生種もさいたま市にある田島ヶ原サクラソウ自生地などの限られた場所でしか見ることが出来なくなりましたが、多種多様の園芸品種をこうして間近に目にすることができるのは偏に同会をはじめとした関係者の方々の日頃の丹精のお蔭ね。その姿形の愛らしさから江戸時代には将軍のみならず好事家を始め庶民からも広く愛されたと云うサクラソウ、是非みなさんも機を捉えて観賞にお出掛けになってみて下さいね。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥

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どこにもいけないわ