≡☆ 神代植物公園の大温室 ☆≡
2023/10/22

秋バラを観に出掛けた際に立ち寄ったのですが、さすがは熱帯植物が集められる大温室ね、中はランやベゴニアが咲き乱れ、季節は既に秋を迎えているにも関わらず、そんなことなど忘れてしまいそうなの。ラン室には変わり種のランも数多く展示されていて、訪ねる度に趣の異なるランにも出会えそうよ。

大温室

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スライドの中で紹介しているアリストロキア・サルバドレンシスとムシトリスミレの案内を引いておきますね。

〔 アリストロキア・サルバドレンシス Aristolochia salvadorensis 〕ウマノスズクサ科の植物。原産地はエルサルバドルで、名前の由来となっています。常緑のつる性低木で、地際付近から伸びる細い花茎に花をつけます。花は直径約4cmで、萼筒の中心付近にある二つの白い模様は、昆虫を誘き寄せるための目印とも云われています。最近では映画「 スターウォーズ 」のダース・ベイダーに似た花として話題になりました。

〔 ムシトリスミレ Pinguicula 〕ロゼット状に広がった葉の全体が粘液を出す細かい毛で覆われていて、小さい虫が触るとネバネバで動けなくなってしまいます。粘液は消化液の役割も果たしていて、動けなくなった虫をそのまま消化、吸収します。



























ラン 大温室は熱帯花木室をはじめとした6ブロックからなり、約1,300種の熱帯及び亜熱帯植物が展示されているの。中でも来園者を圧倒するのがランとベゴニアなの。春にも一、二度訪ねたことがあるのですが、展示する品種も随時入れ替えを行っているようで、異なる品種のランやベゴニアにも出会えるようになっているみたいね。それにしても植物の花が醸し出す色彩は、決して絵の具では再現できそうにない世界ね。色彩に目を奪われた後は少しばかり地味な乾燥地植物室をめぐることになりますが、奇妙な姿形の彼らもまた植物の多様性を構成する一員でもあり、是非ともその種を未来に繋げていって貰いたいものね。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥

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どこにもいけないわ