≡☆ 東海一の紅葉・香嵐渓 ☆≡
1994/11/26 - 1994/11/27

ちょっと古くて恐縮ですが、東海一の紅葉と評される香嵐渓を訪ねた際の旅行記を紹介してみますね。尚、掲載するダイヤや料金などは訪ねた時のものですので、お出掛けの際には最新情報を御確認下さいね。補:一部の画像は拡大表示が可能よ。見分け方はカ〜ンタン。

一日目:蒲郡・三谷温泉

1.JR東京駅 とうきょう 8:40発 ひかり83号

2.JR豊橋駅 とよはし 10:24着 10:44発 快速「大垣行」

多発する「のぞみ」に圧倒され、豊橋停車の「ひかり」がホンの数本になってしまった今では、その「のぞみ」で名古屋迄乗車して、折り返し東海道線の快速で蒲郡まで戻る方が時間的には有利ね。時間よりも費用が最優先と云うあなたはひたすら東海道線を乗り継ぎましょうね、前述の「のぞみ」利用時の半額程度で済みますよ。但し、時間の方は倍掛かってしまうけど、そこは頑張って早起き!車内では眠り姫に変身ね。特急乗車券:¥8,530 プラス 乗車券:¥310(豊橋〜蒲郡)

3.JR蒲郡駅 がまごおり 10:55着

蒲郡シーサイドマップ

蒲郡駅に到着した時点で宿泊先の宿へと向かいました。初日を丸々移動日にしてしまい、香嵐渓のある足助町まで向かうにはちょっと勿体無い気もして、蒲郡のシーサイドをお散歩してみることにしたの。そうなると手荷物を抱えての観て歩きは辛いわよね、なので、先ずは身軽になろうと考えたの。コインロッカーと云う手もあるけど、それだと又預けたところ迄戻って来なければいけないし。と云う訳で、蒲郡駅〜宿泊先〜蒲郡ファンタジー館は清水の舞台から飛び降りた気でタクシー利用になっています。参考にならなくてごめんなさいね。

訪ねた時に現地調達してきた蒲郡観光協会発行の蒲郡シーサイドマップをアップしておきました。別窓で拡大表示をしますので、興味のある方は画像をクリックしてみて下さいね。但し、サイズは5MBあります。尚、表示するには AcrobatReader が必要よ。インストールが未だの方は下記のサイトからダウンロード〔無償〕して下さいね。

蒲郡駅からバスを御利用の際には名鉄東部観光バス、通称 サンライズバス に乗車してファンタジー館前で下車して下さいね。コースを逆にして蒲郡駅から歩いてしまう−と云う手もあるわね。そのサンライズバスですが、名鉄バスグループの再編で ′08.07 からは名鉄バス東部(株)の運行に替わりました。運行経路や時刻表などは 名鉄バス を御参照下さいね。

4.蒲郡ファンタジー館 がまごおりふぁんたじーかん

海の底 うに殻ライト

その名称に引きつけられて、何があるのかしら?と訪ねてみたのがこの蒲郡ファンタジー館( 残念ながら ′10.09 に閉館してしまったみたいね。)ですが、世界110ヶ国から集められたと云う5,000万個の貝殻で珊瑚礁や海の底を再現しているの。因みに、右側はウニ殻を利用した小さなライトで、暗闇に灯る姿は海の底に生えた無数のキノコと云ったところかしら。入館料:¥700

珊瑚礁 珊瑚礁 珊瑚礁

龍宮城 龍宮城 中でも最大の呼び物がこの龍宮城なの。♪鯛やヒラメの舞い踊り〜♪ただ珍しく面白く〜♪絵にも画けない美しさ〜を500万個の貝殻で再現しているの。乙姫さまばかりが目立ちますが、あの浦島太郎も亀の背中にチョコンと乗っているの。なぜか舞姫の足許にはサメがいたりするけど。

龍 乙姫さまや舞姫が回転テーブルに乗せられてステージを廻るようになってはいるのですが、手の仕草や表情が変化するわけでもないので、ことばを発したりするロボット展示の施設が増えた今となっては正直云って陳腐の感は否めないわね。加えて親しみを込めて昔話が語られることも少なくなり、浦島伝説の龍宮城はファンタジーと云うよりもノスタルジーになりつつあるのかも知れないわね。訪ねたときに頂いてきたパンフレットをアップしておきますので、興味のある方はクリックしてみて下さいね。

パンフレット表紙 パンフレット裏面 パンフレット中側1面目 パンフレット中側2面目

5.竹島 たけしま

竹島橋 ファンタジー館から潮風を受けながら20分程歩くと竹島橋の入口に出るの。蒲郡のシンボル的な存在の竹島はどこからでも望むことが出来ますが、近くで見ると神奈川県にある江の島のミニチュア版のような景観の島。周囲が620m、総面積は約19,000m程の小島ですが、200種を超える暖地性常緑樹に覆われることから、その樹叢は国の天然記念物にも指定されているの。島の周囲には30分程で一周することが出来る遊歩道も整備されているの。沖合いに浮かぶ三河大島を見やりながら散策してみるのも素敵かも知れないわね。詳しくは ようこそ蒲郡 を御参照下さいね。
素材提供:ypcboxさま

6.八百富神社 やおとみじんじゃ

竹島 残念ながら時間の余裕が無くて、竹島を一周することは出来ませんでしたが、島内にある八百富神社を訪ねてみました。現在は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祭神とし、開運・縁結び・安産祈願に霊験灼かとされているの。通称・竹島弁天とも呼ばれ、先程触れた江の島を含め、竹生島・厳島など共に、日本七弁天の一つにも挙げられているの。縁起では養和元年(1181)に三河国司として着任した藤原俊成が荘園開発の成功を祈願して竹生島より勧請したとされているの。
素材提供:ypcboxさま

開運・縁結びに霊験灼かと云うことで、誕生日の開運御神籖をひいてみました。それに依ると−異性の美に対しては鋭い鑑識力を持っているため結婚により家庭中心を保ち事業もこれに従います−とのこと。それって面食いってことかしら?(笑)因みに金運のところには−少しは出来ますが全部は一寸困難かも知れません−とあり、小銭を貯めるのがせいぜいで、恋愛運と合わせるとξ^_^ξの運勢はイケメンのダンナさまと結ばれて、お財布には生活に困らない程度の小銭と云うことね。八百の富と云うことでお賽銭も奮発したけど、市杵島姫命は微笑んではくれなかったみたいね。お賽銭、足りなかったかも。

八百富神社 島内には境内摂社の宇賀神社・大黒神社・千歳神社・八大龍神社が祀られているの。宇賀神社は食物を司る宇賀御魂命(うかのみたまのみこと)を祭神とするお社で、大黒神社は云うまでもなく大黒さま(大国主命)を祀るお社ね。ちょっと聞き慣れないのが千歳神社ですが、祭神はこの蒲郡を開拓したと云う藤原俊成なの。文治4年(1188)には後白河上皇の命を受けて【千載和歌集】を選集するなど、平安歌人として活躍した俊成は、建仁4年(1204)に91歳で没しているの。その歌人としての才覚と長寿から、現在では芸能や学問・長寿の神として霊験灼かとされているの。
素材提供:ypcboxさま

残る八大龍神社ですが、ここには豊玉彦命(とよたまひこのみこと)が祀られ、厄除けに霊験灼かとされているの。豊玉彦命は龍宮城の乙姫さまともイメージがオーバーラップする豊玉姫神のお父さん。龍は海神の姿と考えられていた一方で、龍は恵みの雨を齎す神さまでもあったの。異説では前述の藤原俊成が夢の中で神託を受けて当地に祀ったとも云われ、荘園開発で降雨を祈願したのかも知れませんね。先程紹介したファンタジー館の龍宮城もこの八大龍神社故のものなのかしら?

7.竹島水族館 たけしますいぞくかん

パンフレットの表紙

竹島を望む絶景のビューポイントでもある竹島園地の背後に続く道を辿るとあるのが 竹島水族館 で、大小の水槽に約450種類もの魚達が泳いでいるの。因みに、獰猛なことで知られるピラニアですが、スペイン語で「人喰い人種」の意味だそうよ。水槽に指を近づけてみたけど意外に無関心。それともξ^_^ξの指ではあまり美味しそうには見えなかったのかしら?入館料:¥500


水族館前の広場には昭和56年(1981)から昭和61年(1986)に掛けて世界一周を果たした長江裕明さんのヨット・エリカ号が展示されているの。長江氏は奥さまのジェニファーさんと当時4歳の長女・絵梨佳ちゃんを連れて愛知県の常滑港から出港し、60,000Kmにも及ぶ大航海を経てこの蒲郡港に帰港したの。館内にはそのエリカ号のキャビンを模した展示室コーナーもあるの。狭いながらも考えられた造りに感心していると、その全てが手作りだと云うのですから更に驚きよね。 エリカ号

蒲郡シーサイドエリアを歩き終えたところで今宵の宿へと向かいましたが、蒲郡には他にも多くの見処があるの。中でも新たに造られた ラグーナ蒲郡 は海をテーマに新たに造られた複合型の一大マリンリゾート。また、蒲郡全般のことなら前述の ようこそ蒲郡 を御参照下さいね。

8.三谷温泉・平野屋 みやおんせん・ひらのや

夕景 渥美半島と知多半島に挟まれた三河湾には三谷温泉の他にも蒲郡温泉・形原温泉・西浦温泉などの温泉地が控え、宿泊施設も多くあり、どこで旅装を解くかはあなたのお好み次第。そんな中でξ^_^ξが選んだのが三谷温泉の 平野屋 さん。三谷温泉は今から1,200年程前に僧・行基が発見したと伝えられているの。左掲はお部屋の窓から望み見た三河湾の夕景よ。

生花 館内は豪華な中にも華美を感じさせない和風旅館の落ち着いた佇まい。けれど大理石や御影石をふんだんにあしらった大浴場の豪華な湯船は金の鯱にも負けないかも。その「きららの湯」の他にも洞窟を模した洞窟風呂の「あららの湯」や庭園露天風呂も造られていて温泉観光旅館に恥じない内容よ。一泊だけでその全てをクリアしようとすると湯あたりしてしまうかも知れないわね。

お造り ちょっと変わったところではからくり広場で毎夜上演される人形劇の竹取物語。湯上がりのひとときを昔話の世界にタイムトラベルしてみては?その竹取物語の人形劇が気になる方は前述の同館のサイトを御訪ね下さいね。自宅にいながら観覧出来ちゃいますよ。湯浴みと共に旅のもう一つの楽しみが食事よね。目の前が三河湾なのですから食材も新鮮そのもの。お料理にしても質・量共に料理旅館を前身とする同館の名に恥じない内容になっています。

三谷温泉のその他の宿泊施設については下記のサイトを御参照下さいね。
おいでん!三谷温泉 by 蒲郡三谷温泉旅館組合

二日目:香嵐渓

二日目のきょうは香嵐渓での紅葉狩り。けれど公共の交通手段を利用してのアプローチとなるとちょっと不便で、時間の制約を受けずに気儘に歩きたいわ−と云う方以外にはお薦め出来ないわね。効率良く見て歩くには観光バスに乗車してしまった方が得策よ。昼食も付いて香嵐渓以外の見処にも連れていってくれるし。

10.JR蒲郡駅 がまごおり 8:55発 快速・大垣行

11.JR岡崎駅 おかざき 9:06着 9:20発 タクシー利用

最も非効率なのがこの岡崎駅と次の東岡崎駅間。香嵐渓に向かう 名鉄バス の岡崎・足助線の起点が名鉄・東岡崎駅ですので、どうしても同駅に向かう必要があるのですが、JR岡崎駅とははかなり掛け離れているの。蒲郡はJRの東海道本線しか利用出来ませんので、仕方なく岡崎駅からはタクシー利用になっています。時間は15分程掛かりましたから、ちょっと歩ける距離では無いわね。今思うと急がば廻れ−と云うことで、一度豊橋迄戻り、名鉄に乗り換えた方が良かったかも知れないわね。

12.名鉄・東岡崎駅 ひがしおかざき 9:35発 名鉄バス

訪ねた時には香嵐渓行きの臨時の直行バスが運行されていました。通常ならそれこそ各駅停車ですから所要時間も一時間10分程掛かるのですが、多少の渋滞はありましたが、それでも40分程の所要時間で済みました。ですが、紅葉も見頃を迎えて、車内には立ち通しの方もいらっしゃいましたので、プラン作りの際には次の臨時バスを待てるように時間の余裕を持ってお出掛け下さいね。運賃:¥800

13.香嵐渓 こうらんけい 11:15着

香嵐渓

香嵐渓は飯盛山を回り込むようにして流れる巴川流域の渓谷を指すの。東海一の紅葉の名所として知られる香嵐渓の紅葉は、飯盛山の麓にある香積寺の第11世住持となった三栄和尚が、江戸時代の寛永11年(1634)に植えたのが始まりと云われているの。和尚はその後般若心経を一巻詠み終える毎に植樹したの。時を経た大正末から昭和初期に掛けて足助の人達が森林公園として整備する中で現在のような形になったと云われているの。香嵐渓や足助町の詳しい御案内は 足助観光協会 を御参照下さいね。それでは香嵐渓の美しい紅葉を御堪能下さいね。

渓流に映える紅葉を堪能したところで足助を後にしましたが、尾張と信濃を結ぶ塩の道・中馬街道の宿場町として栄えた足助には古い街並みも残されているの。残念ながら未体験で終えていますが、時間が許せばそぞろ歩きをしてみたいところね。

14.香嵐渓BS こうらんけいばすてい 14:52発

帰りも足助八幡宮前の香嵐渓バス停から臨時の直行バスに乗り込みましたが、車中は往路同様満員御礼状態で立ち席の方も多くて前が見えない状態でした。歩き疲れた後では立ち席はちょっと辛すぎますよね。お帰りの際には早めに列に並んだ方が良さそうよ。

15.名鉄・東岡崎 ひがしおかざき 15:00着 15:05発

帰路は急ぐ必要もありませんでしたのでルートを変えて東岡崎からは豊橋駅に向かい、蒲郡に引き返す行程を採りました。普通でしたら豊橋からは新幹線に乗り換えて帰路に就くところですが、仲々出掛けるチャンスも無いことからもう一泊して羽を休めることにしました。

16.JR豊橋駅 とよはし 15:27着 15:44発 快速・大垣行

17.JR蒲郡駅 がまごおり 15:55着

18.三谷温泉・平野屋 みやおんせん・ひらのや

舟盛り

夕べの食事内容にも充分満足していましたが、二日目は御覧のようなヒラメの舟盛りに、真鯛を一尾丸ごと使った「鯛しゃぶ」がメイン・ディシュなの。決して別注した訳では無いのよ。テーブルにはこの他にも並びきれない程の品数が。連れの2人と合わせて3人でこのボリュームです。それこそ三河湾を食べ尽くしたような気分で納得お得ね。三河も決して大阪には負けて無いわね。お世話頂いた仲居さんも気さくで肝っ玉母さんのような方でした。二泊したお蔭で気心が知れてつい甘えてしまいましたが、良い出逢いに助けられて素敵な時間を過越すことが出来ました。


東海一の紅葉が見られると云う香嵐渓をメインに据えた此度のプラン。公共の交通手段を利用するとなるとアプローチに難はあるのですが、それでも4,500本程のモミジが渓谷を染め上げる景観は必見よ。海の幸と温泉につられて宿泊地を蒲郡にするなど欲張りな旅でしたが、足助に宿泊してライトアップされた紅葉の中を歩いてもみたいものですね。それでは、あなたの旅も素敵でありますように‥‥‥

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